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  • 執筆者の写真本田商店

今年は「たまむすび」を1,000円台で売れない?

当店の人気ブレンド米「たまむすび」。

例年、スーパーの特売品に近い値段で、安定出荷・そこそこ美味い!というコンセプトで販売しております。米不足が表面化して以降も本日まで約1か月間、5kg税込1,980円で販売を続けて参りました(過去に購入履歴のある会員様限定)。

(注)↑の画像は3年前のものです。この頃はコロナ騒動の中、米価が著しく安くなっていました。


令和2~3年産米で底を打ち、そこから徐々に元通りの相場に回復し、令和5年産米でコロナ前を若干超えて、令和5年産~令和6年産米(←今ココ)への切り替えでコロナ前を大きく超える水準に値上がりしました。


令和6年産米では埼玉県産米をはじめとして、刈り取りが早い産地・品種の米価が著しく高騰しています。具体的には、令和6年産の茨城県産コシヒカリが、例年の魚沼コシヒカリくらいの価格で売買されています。


よく「儲けているのは米問屋だけで、生産者にはお金が入っていない」という出所不明の説が流れてきますが、全てが間違っているとは言い切れませんが、そんなことは無いと思います。実際に、生産者さんから直接買い取りするとそれくらいの相場感になっています。 今スーパーでは5㎏3,000円~3,500円前後で少しずつ販売数が戻ってきている状況ですが、生産者さんからの買取相場に常識的な利益を載せるとそれくらいになるだろうなと納得出来ます。慣行栽培のお米で4,000円以上の設定になっている場合は、便乗値上げかな?と疑っても良いかと思います。



話は戻りますが、


そのような状況の為、どれだけ弊社の利益を絞ったとしても5kg税込1,000円台は現実的に不可能な状況です。仮に税込1,999円だとすると1kg399.8円。現在仕入れられる埼玉県産米では、原価以下になってしまいます。



結論。


「これまでが安すぎた」


令和6年産米は、米の相場感が変わる年になるかもしれません。


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